【初心者必見!】ギター弾き語りをマスターするための練習方法紹介します

弾き語り

一人の奏者がギターを弾きながら歌う「弾き語り」は、路上ライブで手軽に自分の歌を届けられる手段として、また、歌いながらギターを弾く、バンドのフロントマンを目指す人などからは人気の演奏法です。

ですが、初心者ほど難しい演奏になるのも事実で、弾き語りをどのように練習すればできるようになるのかもわからず、悩んでいる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

この記事では、ギターでの弾き語りの練習方法や気をつけるべきポイントなどについてまとめていますので、これを読んでぜひ弾き語りにチャレンジしてみてください。

弾き語りが初心者には難しいのはなぜ?

初心者の人ほど、歌とギターがそれぞれ「とりあえずできるようになった」程度で、2つを合わせた弾き語りの練習に移行してしまう傾向が見られます。

弾き語りでは、歌もギターも無意識で完璧に演奏できるようになってはじめて、両方を合わせて演奏することに集中できるようになるでしょう。歌とギター、2つのことを同時にこなすためには、まずはそれぞれを完璧に演奏できるようにする必要があるのです。

弾き語りには「アコギ」を使うのがおすすめ

弾き語りに使用するギターは、アコースティックギター(アコギ)を使うのがおすすめです。アコギは表現したい曲調に合わせて弾き方を変えることで、響きや音色を変化させることができる楽器。

ギター初心者には、エレキギターの方が弦が押さえやすいので演奏しやすいという話もありますが、アコギであればスピーカーであるギターアンプが不要で、アコギひとつあればどこででも弾き語りの演奏ができるのが魅力です。

それに加え、弦の張りが強いアコギから練習をし、それからエレキギターの演奏をすると、思ったよりもスムーズに移行することができます。逆にエレキギターからアコギに移行しようとすると、弦の押さえづらさを感じる人が多いようです。

ギター初心者なら「カポタスト」も購入しよう

合わせて、ギター初心者におすすめしたいのが、弦を押さえる補助具である「カポタスト」です。例えばちょっと難しい「Eb→Gm→Ab→Bb」というコード進行の時でも、カポタストで一部の弦を押さえてあげることで「C→Em→F→G」という初心者にも弾きやすいコードと同じ弾き方で演奏することが可能になるのです。

初心者向けのギター譜の中には、「簡単弾き」と書かれてあるようなカポタスト使用を前提とした譜面も多くあります。カポタストと簡単譜面を導入することも、ぜひ併せて検討してみてください。

初心者向けのギター練習方法

ギターを手に入れたら、まずはギターから正しい音を出せるようにするための「チューニング」を行いましょう。

初めて弾く前はもちろんのこと、弦を交換した時、そして演奏前には欠かさずに行います。ギターは弦の張りの程度で音程を変える楽器のため、他の楽器と比べると狂いやすく、不安定なものなのです。

初心者の方でしたら、チューニングにはチューナーと呼ばれる機械を使いましょう。チューナーは感知した音が目標に対して、高いのか低いのかを示してくれる機械です。

ギターには弦が6本張ってあり、持った時に一番上に来るのが「1弦」、一番下が「6弦」です。チューニングは6弦から始め、上に向かって順番に合わせていきます。

6弦から1弦までを、E(ミ)、A(ラ)、D(レ)、G(ソ)、B(シ)、E(ミ)に合わせましょう。6弦から上に向かうにつれ、音が高くなっていきます。チューニングをするときは、目標よりも低い音から始め、弦を張りながら目標まで少しづつ高くしていきましょう。

ギターの弦の押さえ方

ギターを弾く時には弦をフレット(ギターのネックにある金属部分)近くで、指の腹を使ってしっかりと押さえましょう。押さえた指は立てるようにし、他の弦に干渉しないよう心がけます。

このポイントを押さえれば、右手で力一杯弦を爪弾かずとも、きれいな音を響かせることができるでしょう。

ギターを始めたばかりのうちは指の腹も柔らかく、痛みを感じるかもしれませんが、弾き込んでいくうちに指の腹が硬くなり「ギター弾きの指」になっていくものです。

まずは「コード」を覚えよう

次に、ギター伴奏の基本である「コード」を覚えましょう。コードとは和音のことで、大きくは「メジャーコード」と「マイナーコード」の2つがあります。コードをマスターすれば、ギターでコード伴奏をしつつ、弾き語りをすることが可能になります。

メジャーコードとは

「メジャー」とは音楽用語で「明るい」を意味していて、明るい曲調のメロディの伴奏に多く登場するコードです。初心者の方は、CコードとDコード、Gコード、Fコードの4つの習得を目指しましょう。

中でも一番難しいのは、人差し指で複数の弦を押さえる「バレーコード」であるFコードです。人差し指で6弦全てを押さえ、同時に他の3指で押さえるべき部分もあります。

人差し指は親指よりの側面で弦を押さえるようにするとやりやすいですが、最初からできる人は少ないもの。音がきれいに鳴るようになるまで、根気よく練習しましょう。

マイナーコードとは

「マイナー」は音楽用語では「暗い」を意味していて、悲しみや恐怖、幻想的な雰囲気の曲調でよく使われています。まずはEmコードとAmコードの2つを覚えましょう。

2つのコードの指の押さえ方は特別難しくはないので、比較的簡単に習得できるのではないでしょうか。

ギターの「右手」の動きを練習しよう

弦をコードの形に押さえたら、「ストローク」と「アルペジオ」奏法で弦を爪弾く練習をしてみましょう。

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