ボイトレを無料でする方法はある?おすすめのアプリと使い方を紹介!

ボイストレーニング

自分に必要な機能を持つアプリを選ぼう

ボイストレーニングアプリを選ぶときには、まずは自分の歌の足りない部分を把握することが大切です。自分に必要な練習がどのようなものなのかを認識してから、その練習をすることができるアプリを選択しましょう。

(1)音程が取れないとお悩みの方に「n-Track Tuner」

音程がうまく取れないとお悩みの方には、「n-Track Tuner」がおすすめです。チューナー機能がメインの無料アプリで、iOSとAndroidともに対応しています。

チューナー n-Track Tuner:App Store(iOS)
https://apps.apple.com/jp/app/%E3%83%81%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%8A%E3%83%BC-n-track-tuner/id409786458

n-Track・チューナー(Tuner):Google Play(Android)
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.ntrack.tuner&hl=ja

ギターなどの楽器のチューニングをするためのアプリですが、歌の練習にも活用することができます。アプリを起動させ、端末を近づけて声を発すると、音程がグラフィカルに表示されるしくみになっています。

「音叉アイコン」メニューの使い方

アプリを起動させたときに下部に表示される丸い「メニューボタン」をタップすると、アイコンが6つ表示されます。まずは右上にある「音叉アイコン」をタップしてみましょう。

音叉が表示されているモードでは、中央のボタンをタップする度に、下の緑に光っている音階の音を出すことができます。例えば「C#5」を選択してタップすると「ド」が、「E5」に合わせると「ミ」の音が出ます。

オクターブの切り替えは音階の左上にある「−と+」で変更、シャープとフラットは右上のアイコンをタップする度に切り替わるようになっています。

チューナーアプリで音を出しながら、自分の声を出す練習をしてみましょう。最初は出しやすい音階で練習し、慣れてきたら高音などの苦手な音に合わせて行うと効果的です。

「メーターアイコン」メニューの使い方

「n-Track Tuner」では、音程がきちんと取れているかを確認することもできます。先ほどの「メニューボタン」から、一番上の「メーターアイコン」をタップしてください。

メーターと針が表示される画面に切り替わったら、試しに「ド」を発声してみましょう。そうすると画面に感知した音の音階と、正しい音程に対してどのくらいずれているのかが表示されます。針がぴったりと真ん中に合っていれば、音程がぴったり合っているということです。

音程が取れているか確認しながら練習しよう

ピアノやキーボードなどの一定の音が出せる楽器があれば、楽器で音を出し、それに合わせて出した声が、正しい音階に対してどの程度ピッチが違うのかを確認することができます。できるだけ針が真ん中に合うように、いろいろな音で繰り返し練習してみましょう。

または、メーターモードのまま歌ってみると、自分の全体的な音程の取りようが把握できるかもしれません。多くの日本人が発声したときに、自身は実際よりも高い音程を感じている傾向にあるようです。

自分が全体的に低い音程で歌っているとか、高音部は低めなのに低音部は高めに歌ってしまっているなどのような自分のクセを掴むことができるでしょう。

(2)リズムが取れないと感じている方に「Smart Metronome」

曲のリズムが上手く取れないと感じている方におすすめなのが、メトロノームアプリに合わせて練習する方法です。iOSとAndroidともに無料のメトロノームアプリは豊富にあるのですが、今回はiOS対応の「Smart Metronome」を紹介します。

Smart Metronome:App Store(iOS)
https://apps.apple.com/jp/app/smart-metronome/id889571826

メトロノームアプリの中には、残念ながらテンポが揺らぎ、不正確になってしまうものがあるようです。「Smart Metronome」はテンポの正確さが人気ですし、使いやすいメニューが揃っていることもあって、便利に使うことができそうです。

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