応募者が多い無料のオーディションを勝ち抜くには?対策方法を解説
オーディションを有料にする理由は大きく分けて二つ
オーディションには、無料のものと有料のものがあります。そもそも、何故お金がかかる、かからないがあるのでしょう。有料のオーディションが開催される理由は大きく分けて二つあります。まずひとつは、人気の歌手やタレント、声優などが所属する大手事務所が主催するオーディションの場合。
誰でも聞いたことがある事務所やレコード会社は、その知名度から多くの人がオーディションを受けることが考えられます。もちろん真面目にプロになりたいと考えている人がほとんどですが、中にはタレントに会えるかも、大手事務所の中を見てみたいなど、よこしまな考えで応募をする人がいないとは限りません。そのような、不真面目なノリで応募する参加者を排除するために、あえて有料に設定することがあるそうです。
もう一つは、小さな事務所やプロダクションが主催のもの。オーディションの参加費を運営費に充てるために利用しているところがあるそう。あまり聞いたことがない事務所やプロダクションが主催のものは、その主催者についてきちんと調べてから応募するようにしましょう。
無料のオーディション対策をしよう
無料のオーディションは、応募者が殺到し、倍率も高くなるだろうということは想像にかたくないでしょう。では、そんな狭き門を突破するには、どうしたらいいのでしょうか。オーディションは無料かもしれませんが、審査員はプロの目であなたという人を見極めます。無料だから落ちてもいいだろう、などと考えずにきちんと対策をたてておきましょう。
書類審査で気をつけたいポイント
オーディションで最初に行われるのが、書類審査です。無料のオーディションならその応募数は相当な数でしょう。その中で、書類で落とされないためには、どうすればいいのでしょうか。
もっとも大切なことは、決められた応募方法を守ることです。え?そんな単純なこと?と思われるかもしれませんが、応募の期日を守る、写真は決められたサイズのものを貼るなど、当たり前のことをまずはきちんと確認するようにしましょう。
審査員は、場合によっては何千、何枚の履歴書をみることになります。目をこらさないと読めないような字で書いてある履歴書に、いちいち時間をかける暇はありませんよね。丁寧な字で履歴書を書くことも大切なことのひとつです。字に自信がない場合は、パソコンで作成も視野にいれておきましょう。その際、履歴書がパソコン作成で大丈夫か確認も必要です。
字は得意ではないけれど、手書きの履歴書で人となりを伝えたいと思うなら、まずは丁寧に字の大きさを揃えて書くことを心がけましょう。いくつか筆記具を用意して、一番書きやすいもので作成するのもおすすめです。
きれいな写真を撮るためにレフ板を活用しよう
履歴書に貼る写真にも気を配りたいもの。プリクラや友達がとったオフショットなどではなく、きちんと正面を向いた写真を用意しましょう。できれば、スタジオなどで写真をとることをおすすめします。
ただ、プロの写真家に頼むとお金がかかるもの。お金をかけられない場合には、レフ板を手作りしてみましょう。レフ板とは、被写体に光を反射させるもの。光のおかげで肌がキラキラしたり、くすみが目立たなくなったり、明るい顔色の写真を撮るにはかかせないものです。
このレフ板、100円ショップのもので作成できちゃうんです。レフ板の代わりになるのは、ポップボードやホワイトボードなど、白いもの。これをふたつ用意して折り曲げる角度が調整できるようにします。片方の面は、白のまま、もう一方の面にアルミホイルをはって銀色にします。白と銀のレフ板を用意することで、天気や季節にあわせてつかう面を変えられます。
白い板は、太陽がでていて日差しが強いときに利用します。一方銀の板は、曇りなど、太陽の光の足りないときは、銀色のレフ板で光を集めましょう。
撮影は、携帯のカメラでもできますが、できればきちんとしたカメラをつかうことをおすすめします。あなたの素敵な表情や雰囲気をだせる気の置けない友人や家族にカメラマンを頼むと、自然で素敵な写真がとれるでしょう。
二次審査で気を付けたいポイント
書類審査に受かったら、いよいよ審査員の前で歌や演技を披露する二次審査です。髪の毛や洋服などにも気を配り、清潔な見た目をこころがけましょう。
オーディションは、時間厳守です。余裕を持って行動をする、道に迷いそうだと思ったときは、オーディションの前日までに一度会場を訪れておくといいでしょう。一度訪れた場所だと安心して、落ち着いた受け答えができるというメリットもあります。