プロのボーカルに求められるものは？自分で行える練習法も紹介

表現力を磨く

直接歌や発声には関係ありませんが、プロのボーカルに必須と言えるのが表現力です。どんなにリズムやテンポにあった歌い方をしていても心がこもっていなければ、聞いている人に感動や幸せを届けることはできません。メロディーに乗せてその歌詞を感情を込めて歌い上げるには、その歌詞の中に感情移入して、心のそこからメッセージを送るように歌わなければなりません。

歌声の強弱なども、悲しいときは囁くように、楽しいときや、元気を与えたいとき、強くメッセージを伝えたいときなどには力強く歌うなどその歌詞とリズムに合わせて歌えるようにしなければ、聞いている人を感動させることはできません。

感情を表現して歌うということは、テクニックではなく心の問題です。歌う曲のメロディーや歌詞をしっかり聞き込んでどんなメッセージが込められているのか、そしてどこを一番伝えたいのか、と言ったことを研究することもプロのボーカルには必要になってきます。

カラオケボックスを上手に活用しよう

発声練習や感情を込めた歌い方などを練習するには、それなりに防音の設備が整った場所で行う方が、心置きなくできますよね。自宅の部屋もいいですが、夜などは近隣の人に気を使わなければなりません。そこでおすすめなのがカラオケボックスです。

しっかり防音された部屋で、発声や歌の練習を思いっきりすることができます。音量やエコーなどを自分で調節できるので、伴奏の音を抑えめにして自分の声を聞きながら歌うことができますし、エコーをかけずに練習することもできます。周囲を気にせずに、自分の歌声をチェックしながら練習ができるので、ぜひ活用してみてくださいね。

積み重ねの練習が大切！プロのボーカルの歌唱力を磨こう

プロのボーカルに近づくための、自分でできる練習方法について紹介しました。呼吸や発声練習は基本的なことですが一番大切ですし、歌い方、表現力といったところは、その人の経験や感情移入できるかという部分も重要になってきます。表現力を磨くためには映画や本をたくさん見て心を動かすのもおすすめです。

一つずつ、どれをとってもプロのボーカルに必要な大切な練習です。日々積み重ねていくことでより感情豊かな聞くひとが心を揺さぶられる歌声を出せるようになっていきます。ぜひ実践してみてくださいね。