自宅でできるボイトレ方法5選♪歌が上手くなりたいなら基礎から学ぶべし!
ボイトレは基礎となる部分が上達のカギ!
歌を上手に歌えるようになるには、基礎となる「肺活量」「活舌」「姿勢」「発声」が大事なポイントとなります。むしろ、これらの基礎がなっていなければ、どんなに歌を練習しても伸び悩んでしまう可能性もありますので、しっかりと基盤を固めていきましょう。
今回紹介するボイトレ方法は、実際に歌を歌うという行為は少ないですが、トレーニングを続けていけば自然と発声しやすくなるので、コツコツと努力を積み重ねてくださいね。
自宅でボイトレする際の注意点
もしも、実際に歌いながらボイトレをしたいのであれば、環境のチェックをしておきましょう。
集合住宅であれば、声や音楽などの音漏れが原因で他の住民と騒音トラブルに発展しかねません。自分では気にならない程度の音でも人によっては不快な音の場合もありますので、十分に配慮する必要があります。また、戸建て住宅の場合でも、家族の生活リズムなどに配慮してボイトレを行うべきでしょう。
もしも自宅が思いっきり声を出すことが難しい環境ならば、歌はカラオケボックスなどを利用して歌うようにし、その他の基礎トレーニングを中心に練習してみてはいかがでしょうか。
歌唱力の基礎となるボイトレ方法5選♪【自宅篇】
それではさっそく自宅でできるボイストレーニングについて紹介します。どれも地味なトレーニング法に感じるかもしれませんが、着実に自分の力は伸びていきますので、毎日コツコツ取り組んでいきましょう。
1:筋力トレーニング&姿勢の調整
まず基本となるのは姿勢です。姿勢が悪いとスムーズに声を出すことができなかったり、思うように声が伸ばせなかったりすることがあるので、きちんとした姿勢を身に付けましょう。
まず足は肩幅程度に開き、手を組んだ状態で腕を天井方向へ伸ばします。その姿勢を楽にキープした状態で腕をリラックスさせながら下げ、横から見ると体がまっすぐになるような姿勢がベスト。重心は少々前かがみになるようにするとバランスが整いやすいです。
全身の筋力が弱いとこの姿勢をキープすることも難しく感じるかもしれません。体のバランスを整えるためにも筋力トレーニングにも取り組むことをおすすめします。スムーズに発声するには腹筋・背筋はもちろんのこと、脚や腕などもバランスよく鍛えていきましょう。ムキムキになる必要はありませんが、姿勢を楽にキープできる程度の筋力は身に付けたいもの。
普段から立っている時はこの姿勢を意識しておくと、発声フォームが体に馴染んでいきますよ。
2:腹式呼吸と胸式呼吸の使い分けをマスターしよう!
ヴォーカルの発声方法は腹式呼吸が基本となります。お腹に空気を取り込むことで胸や肩回りが硬くなりにくいので、リラックスした状態で歌うことができるでしょう。また、腹式呼吸は空気を多く体に取り込むことができるので、ロングプレスなどの長く息を吐きづづけるトレーニングにも効果的です。
腹式呼吸の方法は簡単!お腹を膨らませるようにして息をたくさん吸い込み、それを吐き出すだけ。呼吸に慣れていないと腹式呼吸が苦しく感じるかもしれませんが、毎日呼吸に意識を向けていけば慣れてきますので、最初から無理に呼吸を繰り返すのではなく、自然に息を吸ったり吐いたりしながらトレーニングしていきましょう。
また、人によっては腹式呼吸よりも胸式呼吸の方がヴォーカルには大切だ!という方もいます。これは腹式呼吸ではお腹に力が入り過ぎて、発声中に力んでしまい声帯や体をリラックスした状態を保てないことなどが理由に挙げられます。これはあくまでも個人の感覚にもよりますので、腹式呼吸が辛く発声しにくい場合は、胸式呼吸に切り替えてみると良いでしょう。
どちらにせよ、腹式呼吸と胸式呼吸の違いを体感し、体の変化を知ることも大事ですので、両方の呼吸法を身に付けておくと良いですね。日常生活の中で呼吸に意識を向ける機会は少ないですが、ボイトレの一環として今日から自分の呼吸の仕方にも気を使ってみてください。