路上ライブデビューはどうすればいい?より効果的な時間や場所は?
現在活躍している有名アーティストも路上ライブ出身
現在、メジャーデビューし活躍しているアーティストの中にも路上ライブで人気が出て、有名になった人たちがたくさんいます。
「コブクロ」は大阪で路上ライブを行っていました。徐々に人気が出て、路上ライブで歌っていた歌でデビューしています。
また「ゆず」の2人も路上ライブ出身。横浜エリアの横浜駅や鶴見駅、桜木町駅と行った人の行き来が多い駅を中心に活動していました。そして「いきものがかり」も路上ライブからメジャーになったグループ。海老名駅でライブを行っていて、今は全国的に有名なグループになりました。海老名駅では、「いきものがかり」の曲が流れるようになったほどです。
このように路上ライブをきっかけに有名になったアーティストはたくさんいます。自分たちの歌声を広めるには、路上ライブというツールは欠かせないものなのです。
路上ライブを行うメリットは?
それでは路上ライブを行うメリットは、どんなところにあるのでしょうか?今はインターネットの時代。ゲリラ的な路上ライブよりもSNSツールを使う方がいいと思う人もいるかもしれませんが、路上ライブならではのメリットがやはりあるのです。どんなメリットがあるのか紹介していきましょう。
メジャーデビューを夢見ているならば、路上ライブもぜひやってみることをおすすめします。
路上ライブならではの良いところ
路上ライブのメリットはたくさんあります。
・生の歌声を聞いてもらえる
・お客さんの反応を直に感じることができる
・SNSをチェックしない人や、音楽に興味のない人にも聞いてもらえるチャンスがある
・実際に路上ライブを聞いてくれた人が良いと思ってくれれば、SNSでハッシュタグなどをつけて拡散してくれる
・物販も行えば、グッズやCDなどを買ってもらえるチャンスがある
路上ライブの良いところは、お客さんとの距離が近いこと。表情や生の歌声を届けることができ、聞いている人の反応を見たり直接会話するなどコミュニケーションを取ることができます。固定のファンができたり、歌声を聞いて良いと思えばその人が自らSNSで発信して拡散してくれる可能性もあります。
また路上ライブでは、その場を通る人みんなに注目してもらえるので音楽に興味のない人や、自分たちの音楽ジャンル以外の趣味の人などにもアプローチすることができるのです。
このように路上ライブには、路上ライブにしかないメリットがたくさんあります。活動の場の一つとして、ぜひ積極的に行っていきたいですね。
路上ライブのデメリット
それでは、路上ライブのデメリットにはどんなことがあるのか考えてみましょう。路上ライブに選ぶ場所は、駅周辺や公園、一般道路など人が多く通るところがメインです。しかしこれらの場所は”公共の場”。駅構内ならば鉄道会社が所有する場所であり、公園や一般道でも権利を持っているところがあるので、基本的には路上ライブを行う時には許可が必要になります。
しかし使用許可の申請をしてもまず受け入れてもらえないのが現状です。従って、現在路上ライブを行なっているアーティストたちは無断で行っているということです。大音量でライブを行ったり、交通の妨げになるなど迷惑な行為に発展しない限りは、警察も大目に見てくれているのが現状ですが、誰かが通報したり、オーディエンスがたくさん集まってしまい一般の人の交通に影響が出るなどしたりすれば、ライブを中止し撤収しなければいけません。
自分たちの予定していた時間やプログラムをすべて披露できない場合や、中止せざるを得ないこともあることを知っておきましょう。
希望する時間帯や曜日にライブを行えるとは限らない
もう一つ、路上ライブをする場所ですでに別のアーティストが活動している場合があります。そのような時にはその人に声をかけて、自分もこの場所で路上ライブをやりたいと相談してみてください。
もっと前からその場所で活動しているアーティストがいる場合は、その人とかぶらない時間帯や曜日を選ばなければいけません。1人だけではなく複数のアーティストがいる場合もあります。人通りが多い場所などでは特にそういうことがあるということを認識して、まずは自分も同じアーティストとして受け入れてもらえるよう、お伺いをしてみる必要があります。